普通の女性が資産家になるまでのストーリー それは非常識な成功法則

2007年09月21日

ミューの依頼

 21日 14時

 ミューは約束の時間ぴったりに

 例の女性の事務所を訪ねた


 
 この女性は

 『ブレーキングフリー』

 という

 ある特殊なワークを使って

 潜在意識を掃除するという

 不思議なセッションを行っている。


 このワークはもとより、

 『潜在意識を掃除する』ということ自体

 あまり世に知られていないこと。


 ミューは

 そろそろ 彼女の力を借りようと

 思っていたのだった。


 沖縄市にある

 某事務所

 茶色いドアが特徴的だった


 ミューは

 事務所に入り

 受付の女性に案内され

 奥の部屋へと進んでいった。


 コンコン


 今度は真っ白いドアをノックした

 受付の女性は

 すぐ立ち去り、

 ミューだけが入室した。


 『お久しぶりです。ミューさん』


 その女性は笑顔で ミューを出迎えた。


 『前田さん。お久しぶり。

 とうとう あなたの力をかりる時が来ました。』


 と 真剣に話すミューに対し、


 『あら、大げさですね。まぁ、お話を聞かせてください

  どのような依頼ですか?』


 と、その女性は 黒いソファーに座るよう

 促しながら 話した。


 二人は向かい合って座った。


 『あさって23日、会っていただきたい子がいます。

  その子は重度の幸せ恐怖症で、あなたの個人セッションが

  必要です。』

 
  ミューは真剣な面持ちで話した。

 
 『ミューさん。その子には私のことをお話してありますか?』

 
 『いえ、話してないわ』

 
 『では、私から話してみて、彼女が必要だと望んだときにセッションを開始します。』


 『ええ。もちろん。それでいいわ。やってくれるのね?』


 『もちろん。ミューさんの頼みですから。あさってはセッションが入っていて、今日と同じ14時以降なら

 空いてます。その時間帯でよろしいかしら?』


 『私もそのほうが都合が良いわ。あさってこちらの事務所でお話してくださる?』


 『事務所にいらしてくれたら助かるわ。ではあさって。』



 二人の話合いは10分もかからなかった。

 話をしている間に

 お茶が出されていたが

 ミューは気がつかなかった

 それくらい真剣だった


 ミューは

 部屋を出る前に
 
 一口だけ お茶を飲んで

 退室した。

 退室間際、

 『前田さん。期待しているわ。』

 とだけ伝え、 ミューは事務所を後にした。


 『はい。お待ちしております。』


 前田は お辞儀をして

 ミューが見えなくなるまで

 頭を下げていた。


 ミューが去った後、

 前田は

 早速資料の準備をしていた。


 重度の幸せ恐怖症は

 結構時間がかかる。


 ミューはその女性が

 最速、最短で幸せ恐怖症からの脱出することを望んでいる・・・。



 ミューがいわなくても

 前田はわかっていた。


 (ミューがインベスタープログラムで育てている子に会える)

 
 わくわくしていた。

 じつはその女性前田もミューと同じく

 インベスタープログラム 第1期生


 同期のミューが育てている 女性が気になっていた。

 (明日会う女性がその子だ)

 前田は確信していた。


 ただ ひとつ気がかりなのは

 その子が『変わりたい!』と思っているか

 もし その子がそれを望まなければ

 そこで話は終了だ。


 ( でも、ミューが認めた子なんだからきっとその心配はないわね)


 そう 思い直し、資料の準備を続けた。






 そのころ

 アンジェラは

 半身浴中だった・・・


 (く~・・・あさってまでにあと0.8キロ まにあうか~??? くそー

   間に合え~!!)


 ろくに食事も取っていないので

 気合と表情は一致せず

 顔は疲れきっていた


 でも 『 絶 対!!間に合わせてやる!! 』

 とアンジェラの心は燃えていた。


 

 


同じカテゴリー(lesson 1)の記事
運命の場所
運命の場所(2007-09-23 13:38)

運命の日
運命の日(2007-09-23 12:10)

誘惑の嵐
誘惑の嵐(2007-09-22 23:00)

直前の誘惑
直前の誘惑(2007-09-22 17:00)

勝負の前日
勝負の前日(2007-09-22 09:16)

追い込み
追い込み(2007-09-20 14:00)


Posted by アンジェラ★777 at 14:00 │lesson 1