2007年07月30日
やりたいこと
その日は
珍しく朝7時に目が覚めた
昨日北部に行って
なんかわからないけれど
妙な安心感を感じたから
爆睡して
それも 帰って来て
9時くらいに寝ちゃったせいもあって
7時に目覚めたときは
いつもの
胸のもやもや感がなかった
(・・・ん~・・何時だ? 何か久々に早く起きたな~・・)
いつもなら二度寝コースだけど
その日は起き上がって
ベットに座ったまま
ぼーっとした
ベットの側にくっついている
壁にもたれながら
足は体育座りみたいにした
私が良く考え事をするときの
座り方だ
(・・・・やりたいことはやって やりたくないことはやらなければいい・・)
大城先生が木を見上げながら言った言葉が
ふと思い出された
(先生 優しかったな・・・でもほんとシンプルだな・・・
でも生きていく上でそれでいいんだろうか
現実はそんなに甘くない
先生くらい大物にならないと言えない言葉なのかもしれない
私は教師という仕事が嫌になってやめたわけではない
でもやりたいことって何なんだろう・・・)
いつものパターンが始まった
私の思考回路はぐるぐるぐるぐる
ごっちゃごっちゃ
結局まとまることもなく
1時間が経過していた
(おぉ・・・また無駄な時間を過ごしてしまった・・)
北部で心が癒されても
私は何一つ変わっちゃいなかった
(あ!先生のコーヒーカップで何か飲もうっと♪)
私は急に思い出したように台所へ向かった
ネスカフェのインスタントコーヒーを飲んだ
私がインスタントコーヒーを作るときは
鍋で作る
ちっちゃな鍋に適当に水とコーヒーと
そこに砂糖を加える
「煮出し」と言えるかはわからないけれど
インスタントがインスタントの味でなくなる気がする
鍋から 昨日買ったカップに入れて
ミルクも少し入れて飲んだ
(ふ~・・うまい・・)
私は縁側で 立ったまま
コーヒーを飲んだ
庭にはゴーヤーと
ハイビスカスの花
ゴーヤーの実はまだ赤ちゃん
とてもちっちゃかった
(いい天気だなぁ・・・ 掃除でもするか・・)
部屋の掃除をすることにした
コーヒーを飲み終えるまでは
ゆっくりと庭と青空をみつめていた
掃除をすると
心の穢れがとれるというが
確かにそうかもしれない
私は掃除を始め
気がついた頃には
お昼を過ぎていた
(おなかすいたな~)
台所に行く前に
本棚の要らない本を
処分してから
「本日の掃除終了」
とすることにした
(これはいる・・これは・・・ん~・・)
教員採用試験対策用の本がたくさんあった
結局捨てられなかった
(ま、いつか使うかもしれないし・・・)
整えるだけになってしまったが
ひとつ見覚えのない本が・・・
『白雪姫はなぜ毒りんごを食べたか』 岩月謙二
(・・・?・・・)
目次を見てみた
(・・・!?)
これは これは 以前姉ちゃんから
借りて気持ち悪くなって
読めなかった本だ・・・
吐き気がして
頭痛がして
読むことが出来なかった本・・・
(・・・うわ~ どうしよ・・・)
と思いつつ
私は読み始めてしまった
真実を見る決意をしたのは
その瞬間だったのかもしれない
その瞬間はあまりにも唐突で
普通の日常の中に
ふっと起こることなんだなって
思う
私はお昼を食べるのを忘れ
ドキドキしながら
読み始めてしまった
すべては
面白しろいように
計算されているかのように
進んでいた
私が掃除をした意味
いや、その前に北部に行った意味
いや それ以前にミューに出会っていた意味
すべてが完璧につながっていた
どんなちょっとしたことも
すべての準備に必要だった
案の定 その本を読み始めたら
頭痛がしてきた
(・・・どうしよう・・・)
でも 心の深く深くで
「今回逃げたら 最後だ」
というような感じの声っていうか
そんな感じの気分がした
頭痛もして気分も悪くなったが
『絶対変わってやる!!』
と燃えている私がいたのにも
驚いた
不思議だった
今思えば
私は本気で 本気で
「このままじゃだめだ!」って
思っていたんだな・・・
珍しく朝7時に目が覚めた
昨日北部に行って
なんかわからないけれど
妙な安心感を感じたから
爆睡して
それも 帰って来て
9時くらいに寝ちゃったせいもあって
7時に目覚めたときは
いつもの
胸のもやもや感がなかった
(・・・ん~・・何時だ? 何か久々に早く起きたな~・・)
いつもなら二度寝コースだけど
その日は起き上がって
ベットに座ったまま
ぼーっとした
ベットの側にくっついている
壁にもたれながら
足は体育座りみたいにした
私が良く考え事をするときの
座り方だ
(・・・・やりたいことはやって やりたくないことはやらなければいい・・)
大城先生が木を見上げながら言った言葉が
ふと思い出された
(先生 優しかったな・・・でもほんとシンプルだな・・・
でも生きていく上でそれでいいんだろうか
現実はそんなに甘くない
先生くらい大物にならないと言えない言葉なのかもしれない
私は教師という仕事が嫌になってやめたわけではない
でもやりたいことって何なんだろう・・・)
いつものパターンが始まった
私の思考回路はぐるぐるぐるぐる
ごっちゃごっちゃ
結局まとまることもなく
1時間が経過していた
(おぉ・・・また無駄な時間を過ごしてしまった・・)
北部で心が癒されても
私は何一つ変わっちゃいなかった
(あ!先生のコーヒーカップで何か飲もうっと♪)
私は急に思い出したように台所へ向かった
ネスカフェのインスタントコーヒーを飲んだ
私がインスタントコーヒーを作るときは
鍋で作る
ちっちゃな鍋に適当に水とコーヒーと
そこに砂糖を加える
「煮出し」と言えるかはわからないけれど
インスタントがインスタントの味でなくなる気がする
鍋から 昨日買ったカップに入れて
ミルクも少し入れて飲んだ
(ふ~・・うまい・・)
私は縁側で 立ったまま
コーヒーを飲んだ
庭にはゴーヤーと
ハイビスカスの花
ゴーヤーの実はまだ赤ちゃん
とてもちっちゃかった
(いい天気だなぁ・・・ 掃除でもするか・・)
部屋の掃除をすることにした
コーヒーを飲み終えるまでは
ゆっくりと庭と青空をみつめていた
掃除をすると
心の穢れがとれるというが
確かにそうかもしれない
私は掃除を始め
気がついた頃には
お昼を過ぎていた
(おなかすいたな~)
台所に行く前に
本棚の要らない本を
処分してから
「本日の掃除終了」
とすることにした
(これはいる・・これは・・・ん~・・)
教員採用試験対策用の本がたくさんあった
結局捨てられなかった
(ま、いつか使うかもしれないし・・・)
整えるだけになってしまったが
ひとつ見覚えのない本が・・・
『白雪姫はなぜ毒りんごを食べたか』 岩月謙二
(・・・?・・・)
目次を見てみた
(・・・!?)
これは これは 以前姉ちゃんから
借りて気持ち悪くなって
読めなかった本だ・・・
吐き気がして
頭痛がして
読むことが出来なかった本・・・
(・・・うわ~ どうしよ・・・)
と思いつつ
私は読み始めてしまった
真実を見る決意をしたのは
その瞬間だったのかもしれない
その瞬間はあまりにも唐突で
普通の日常の中に
ふっと起こることなんだなって
思う
私はお昼を食べるのを忘れ
ドキドキしながら
読み始めてしまった
すべては
面白しろいように
計算されているかのように
進んでいた
私が掃除をした意味
いや、その前に北部に行った意味
いや それ以前にミューに出会っていた意味
すべてが完璧につながっていた
どんなちょっとしたことも
すべての準備に必要だった
案の定 その本を読み始めたら
頭痛がしてきた
(・・・どうしよう・・・)
でも 心の深く深くで
「今回逃げたら 最後だ」
というような感じの声っていうか
そんな感じの気分がした
頭痛もして気分も悪くなったが
『絶対変わってやる!!』
と燃えている私がいたのにも
驚いた
不思議だった
今思えば
私は本気で 本気で
「このままじゃだめだ!」って
思っていたんだな・・・
Posted by アンジェラ★777 at 13:14
│ミュー